広辞苑で思い出すこと
広辞苑の10年ぶりの改訂版が出たということが話題になっているけど、広辞苑といえばひとつ思い出がある。
小学生の頃、「ちゃんとした辞書が一冊家にあった方がよい」ということで父親が広辞苑を買ってきた。
当時超狭い官舎に家族4人で住んでいた我が家にやってきた広辞苑。置き場に困るほどのデカさと分厚さに面食らったのを覚えている。
その後、確か国語の授業だったと思うが「家から辞書を持ってきてみんなで言葉を調べてみよう」というのがあって生徒たちはそれぞれ自宅からよくある片手で持てそうな手頃なサイズの辞書を持参してきたのだが、僕はせっかくこんなに立派な辞書があるのだからということで広辞苑を持っていったのだった。当然メチャクチャ重かった。
先生からは「家にそれしか無いなら無理して持ってこなくていいからね(^_^;)」と言われた。
そんな思い出の広辞苑。今度書店で手に取ってみよう。